こんにちは、相場は味方!なナツキです。
投資を始めて、政策金利とか為替とかいろいろな勉強をするようになった私ですが。
そんな中でふと気になった疑問を今回はじっくり調べました。
ずばり、
日本の金利が上昇していて円安になるのはなぜ?
という疑問です。

それって変な事なの?気になるっ
って方もよろしければ読んでみてくださいね。
ざっくり解説:政策金利と為替の関係
実は、
政策金利が上昇するとその国の通貨の価値も上昇する
というのが、金融の基本的な原則と言われています。
通貨の価値が上昇するとはすなわち日本で言えば円高になるということなんですけど・・・

ナツキ
金融の本でそう書いてあったので丸暗記で、金利上昇=通貨価値UPと覚えていました💦
どうしてそうなるのかという流れを表したのが下図です。

ざっくり言うと、政策金利が上がることによってその国が発行する国債の利回りも良くなります。
そうすると、国債を購入するためにその国の通貨を買って国債を購入することになります。
買いたい人がたくさん増えるとその通貨の価値が高まり、為替も上昇するという事です。
つまり、日本で考えるなら
日本の政策金利が上がる⇒円高になる
というのが定説のはず。
ところが現在そうはなっていないんですよね・・。
日本の政策金利上昇=円高が定説のはず?
日本の政策金利は、2024年7月に0.25%、2025年12月に0.75%、そして2026年6月に1.0%と上昇局面にあります。
定説通りなら、
日本の政策金利が上がる⇒円高になる
のはずなのですが。

こちらはドル/円のチャート。キレイに右肩上がりです。
これは今1ドル手に入れるために必要な円はいくらかという表なので、右肩上がりになればなるほど円の価値が下がっているという事です。
つまり、どんどん円安になっているんです。

ナツキ
定説と逆なんやけど・・(困惑)
金利上昇=通貨価値UPと丸暗記してた私は、政策金利が上がってもどんどん円安が進行することにモヤモヤしていました。
金利が上昇しても円安になる3つの理由
もちろん、為替も様々な要因が絡み合って上下するので、こうなったらこうだ!という完ぺきな原則はないと思います。

ナツキ
でも、定説が覆るのにも何か理由があるはず!
政策金利上昇⇒円高の流れが崩れて、政策金利が上昇しても円安になっている理由は何なのでしょうか。
現在よく取り上げられている3つの要因をまとめます。
1.アメリカの金利の方が高い
1つ目は、アメリカの金利の方が高い事です。
日本の政策金利は1.0%に引き上げられ高くなったのですが、それはあくまでこれまでの日本の政策金利からして「高く」なっただけ。
アメリカの政策金利は現在3.75%(3.50~3.75%)ですので、それと比べるとまだ「低い」水準とみなされるのです。

投資家
アメリカの金利の方が高いから、まだドルの方が魅力的!
となって、円安傾向が続いているんです。
2.利上げペースへの期待値との差
2つ目は利上げペースへの期待値と実際の利上げ実施のペースに差があること。
市場が予想する利上げのペースよりも実施のペースが遅いと、経済成長への不安が広がり通貨が売られやすくなります。
ちなみに、下図がアメリカの2015年~2026年6月までの政策金利推移表。

2022年2月に0.25%だった政策金利は、2023年6月には5.25%まで上昇し、その後、下降して現在3.75%になっています。
先ほど少し触れた通り、日本の政策金利は2024年7月に0.25%⇒2026年6月に1.0%と推移しました。
国によって経済状況が異なりますので一概には言えないかと思いますが、

投資家
日本の利上げペースは遅い
と捉えらていて、利上げをしてもまだ円を買う動きにつながっていないと言えます。
3.日本経済への不安が高い
3つ目は、2つ目の利上げペースが遅いことも関連してくるかと思いますが、日本経済への不安が高い事です。
現在の日本は財政赤字が大きく、資金調達のための赤字国債をたくさん発行しています。
いわば借金をして国を運営している状態。
こうした状況から、将来的な財政運営への懸念をもち日本への投資を手控える投資家が多いと推測できます。

投資家
日本に投資してもメリットが少ないかな
と考えられているんですね。
最後に感想とまとめ
という事で、
日本の金利が上昇していて円安になるのはなぜ?
のモヤモヤについて私なりに調べたことを書いてきました。
調べて思ったのは、
定説通り「日本の政策金利上昇⇒円高」となるのはもうちょっと先になりそう
という事です。
アメリカもインフレや雇用の状況によっては、利上げ再開も市場で予測されています。
もしそうなった場合、日米の金利差が今より広がって円安傾向に拍車がかかってしまいます。

ナツキ
日本の景気がもっと良くなると良いな
・「金利上昇=通貨価値UP」が定説
・現在の日本では定説と逆で「政策金利上昇でも円安」
・金利上昇でも円安の理由は主に3つ「米国との金利差・利上げペースへの失望感・日本経済への不信」
