今回は、AREホールディングス株式会社(銘柄コード:5857)をチェック。
というのも、前回エコノミストの鉱物特集でリサイクルの会社として取り上げられていて気になったんですよね。
実は、高配当株としても有名なのでAREHDの社名だけは知っていたのですが、どんな会社なのか?詳しく調べてみました。
AREホールディングスと言えば金
まずはどんな会社なのか見ていきます。
設立は2009年9月ですが、創業は1952年。
創業時は「朝日化学研究所」とういう社名で、写真定着液から銀をリサイクルする会社だったそうです。

ナツキ
そんな昔からリサイクルって行われていたんですね!
1980年代には電子材料からのリサイクルを開始しています。
現在もスクラップの中から貴金属を取り出す貴金属リサイクルと、鉱山由来の金・銀精錬が事業の大部分を占めています。
金のリサイクル事業では、世界5位の鉱山と同じ量を”産出”しているそうです。

ナツキ
金が好きなら投資してみたくなる会社♪
金は地球上に限られた量しかない資源なので、リサイクルが今後ますます重要な事業になってくると予想できます。
AREホールディングスの指標は魅力的?
続いて、AREホールディングスの指標をチェック。
| PER 15倍以下 | 8.80倍 | ROE 8%以上 | 13.7% |
| PBR 1倍以下 | 1.11倍 | ROA 5%以上 | 4.0% |
| 自己資本率 60%以上 | 37.5% | 配当利回り 3%以上 | 4.54% |
さすが高配当銘柄として有名なだけあって、配当利回り4.54%は魅力的。
PER×PBRのグレアム指数(ミックス係数)は9.86で現在の株価はかなり割安と言えます。
自己資本比率とROAが基準以下ですが、自己資本率が低いのは北米の精錬事業で「前渡し取引」を行っているから。

前渡し取引は上図のような取引方法で、原材料を受け取った後に金融機関から借り入れを行い、それを顧客に前渡しする取引方法。
一時的に負債や資産が増加して自己資本比率や有利子負債率を高める原因になります。
と、ここまで指標でチェックして、個人的には投資先として問題なさそうな銘柄だと思いました。

ナツキ
やはり配当が高いので配当銘柄として良いかも
金高騰メリット株として
配当銘柄としても良いかもしれませんが、やっぱりAREホールディングスの1番の魅力は金取り扱い量が多い事なのではないかと思います。
金の取扱量のが多いということは、金の価格が上昇すればAREホールディングスにとってはメリット大で株価も上昇しやすいと考えられます。

上図は金レートのチャート。
高騰していた金価格は、現在少し落ち着いています。
そして下の図がAREホールディングスの株価の推移。

金のレートと変動の形が似ています。

ナツキ
金の価格とARE HDの株価には相関性があるのかもっ
金の価格は年々上昇傾向で、安全資産として人気も高まっています。
前回の記事でも触れましたが、
現在、米ドルへの不信から、各国の中央銀行では米ドルと金の持ち高は逆転して、金の持ち高の方が高くなっています。
私たちも個人で金そのものを保有するのはもちろん良いと思いますが、高い配当金をもらいながらAREホールディングスを保有するという選択肢もアリなのかなと感じる銘柄分析となりました。
